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みなみレポ寄せ集め

みなみレポ

興味本位でシーシャ(水たばこ)に手を出してみたレポ

悪魔に打ち勝ち、期限付きではあるが煉獄からの脱出を勝ち取ったみなみ。

されどその精神は煉獄にて与えられし苦痛に苛まれていた。

浄化の為の苦痛と言えど過ぎた苦痛は精神に蓄積され、やがて肉体をも蝕む。

浄化のための苦痛を浄化、と言うのも聊かならず滑稽ではあるが、健全な精神、健全な肉体で天国へと昇り詰める為には過ぎた苦痛を浄化する必要があると思い至ったのである。

 

要は、卒論が終わって帰省したものの卒論時期にため込んだストレスがヤバいのでイイ感じにストレス発散がしたかったのである。

 

ストレス発散には色々あるが、前々から気になっていたシーシャ(水たばこ)を吸ってみることにした。

シーシャとは、フレーバーを混ぜ込んだタバコの葉を炭で燻して煙を発生させてその煙を一旦水中に通してから吸う、エジプトとかペルシャとかあの辺発祥のたばこである。

詳しくは「水たばこ」で検索してみよう。

 

今回共にシーシャ屋に同行したのは中学校の頃からの友人N(食パンは食傷気味、カレーパンが好き)と、同じく中学校の頃からの友人K(夢は石油王、キャッチに声をかけられがち)である。

ちなみに全員の喫煙状況は

 

みなみ:煙を吸う感覚は嫌いじゃないがタバコは髪と指先に臭いがついて腹が立つので吸わず、専らVape

N:吸うには吸うが物理的な時間が足りなかったりしてあまり吸えない、最近Vapeに興味がある

K:嗜み程度に吸うがヘビースモーカーではない

 

であり喫煙レベルはあまり高くない、最早スライムの集まりである。

 

 

スライム3匹が初シーシャ会場に選んだのは大阪梅田にあるシーシャカフェ、RASである。

うめダンジョンでの冒険やキャッチとの闘いを経てどうにか店内へたどり着いたスライムは、その退廃的な雰囲気に震えることとなった。

民家を改装して作ったらしい店内はお世辞にも広いとはいえず、吊るされたペルシャランプは怪しげな光を放つ。床にはいくつかのソファーやテーブルが置かれて煙を吐き出しながら客がシーシャを楽しんでいる。ぼんやりと明るいランプの光、充満する煙、噎せ返るようなようなフレーバーの甘い匂い……さながら現代の阿片窟であった。

 

ちなみに退廃的な雰囲気に反してこの店、席料として500円必要だがドリンク飲み放題、飲食物持ち込み自由という何とも懐の深い店である。

肝心のシーシャの方も定期的に海外に買い付けに行っているらしく、本格的な店でもあるようだ。

 

店のおねえさん(美人、イケイケな化粧)によるとレギュラーサイズで1時間近く楽しめるそうなので、スライムたちはレギュラーサイズの器具を使うことにした。

フレーバーは苺やレモンなどのフルーツ系が20種類近く、バニラやモヒート、ドクペなどドリンク系が10種類近く、北極熊やガム、グミなど正体不明系が10種類近くとあった。ほかの店を知らないので断言はできないが、ネットなどの情報を見るにシーシャカフェの中でもかなりの量のフレーバーを扱っている様である。

みなみは夕張メロン、Nはライチ、Kは薔薇とバニラのミックスを注文した。

 

おねえさんに吸い方を教えてもらい(パイプを思い切り吸い、煙を口に入れる。入れた煙はすぐに吐き出す)、スライムたちのシーシャ初体験が幕を開けた。

なお、上述のように店内は非常に狭い為否応なしに相席になる。

先客であるイケイケそうなビジュアルの男性たちやカップルに物怖じはしたが女三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、飲み物を飲みつつシーシャを吸い、近況を話しつつシーシャを吸い……気づけば店内に2時間以上居座っていた。

レギュラーサイズの器具は1時間しか保たないとは何だったのか。

まだシーシャからは煙が出たが、お腹がすいた為スライムたちは帰路につくことを決めた。

斯くして、スライムたちのシーシャ初体験は幕を閉じたのであった。

 

吸った感じとしては、紙巻きたばこの様に喉が焼けるような感じが少なく、「シーシャは水を通して煙をきれいにするので害が少ない」など言われる理由が少しわかった。

(なお最近の研究では害が少ないということは決して無く、むしろタールの吸入量、一酸化炭素の発生量は普通の紙巻きたばこより増えるらしい。この辺りの話は「シーシャ 害」等で検索すると腐るほど出てくる)

煙の味もフレーバーが混ざっており吸いやすく、正しい吸い方をすれば後味も良い。

スライムたちが試したフレーバー(夕張メロン、ライチ、薔薇バニラミックス)の中ではライチが一番しっかり味が出て美味しかった。

たばこの葉本来の味の方は経験不足故、スライムにはよく分からない。

また、吸いきるのに最短でも一時間はかかるので友人とゆっくり話す、読書などをするには良いお供になるのではないだろうか。

 

ただ、水を通しているとはいえたばこの煙を吸っている事には変わりないので口の中はよく乾く。だからこの店ではドリンク飲み放題だったのかもしれない。

ニコチンも含まれているため初めの方は頭がくらくらする。(店長に相談すればニコチンフリーの葉も調合してくれるらしい)

店を出た後、紙巻きたばこの時と同じように肺からの「アカンで!!」が聞こえたがこれはきっと体質に依るのだろう。

また、煙の充満する店内に2時間以上もいれば流石に髪に臭いがついた。しかし、普通の紙巻きたばこを吸った時より主張は激しくない。

 

肝心のストレス発散効果であるが……ぶっちゃけると卒業旅行とか聖地巡礼とか友人たちとの食事や遊びで卒論時期のストレスはすでに浄化された後だったので良くわからない。

でもまぁ、シーシャ1本吸いきるのに2時間近くかかる時点で、比較的スケジュールに余裕のある=ストレスの少ない時期にしか行けないのではなかろうか。

 

以上がシーシャのレポである。

店内の雰囲気も煙の味も良かったが、今日一日で一生分の煙を吸った気がした。

肺からの「アカンで!!」も聞こえる為、次に吸いに行くことはあるのか無いのか……しばらくは遠慮したい所である。

 

ちなみに、本日の料金はシーシャ代1000円+席料500円で一人当たり1500円であった。

初心者が行くにも手ごろで良い店だと思う。

SHISHA CAFE RAS  : http://www.shisha-ras.com/