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低温条件下における動物性油脂の撹拌、及び析出物の解析

実験者:くさきょー、みなみ

実験日:2016年1月30日

 

1.目的

歴史は時として思いもよらない発明を産出する。それは確固とした理論の積み重ねがたどり着いた必然の産物でもあり、何者かの抑えがたい好奇心により呼び起された偶然の産物でもある。歴史が生み出した発明品で最も優れているもの、それはアイスクリームである。アイスクリームはその中毒性で幾人もを虜にしており、本実験の実験者たちも例に漏れない。本実験ではテスト前という限られた期間の中でアイスクリームを作ることができるのかを検証する。

 

 

2.実験方法

[動物性油脂懸濁液の作成]

①500mlのペットボトルを用意し、内部を洗浄・乾燥させた。

②牛乳100ml、三温糖60gをペットボトルに入れ、三温糖を溶解させた。

③牛乳100ml、動物性生クリーム100ml、バニラエッセンス5滴を②のペットボトルに入れ、蓋をしてよく振った。計2本の懸濁液封入試料を作製した。試料写真を図1に示す。

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図1.動物性油脂懸濁液(くさきょー作)

 

[攪拌装置の作成]

①スーパーの袋に雪を半分ぐらいまで入れ、固体NaClを約150g振り入れた。

②作製した2本の試料を袋に入れて上から雪、固体NaCl約150gを被せ完全に試料を覆った。

③袋の口を縛り、固さが十分にある事を確認したら別のポリ袋で包み、球体になるよう養生テープと紙ガムテープで固定した。

 

[撹拌]

①楽しくサッカーをした。サクシュコトニ川に攪拌装置が落下することが危ぶまれたがそんなことはなかった。

②白熱した試合の末養生テープとガムテープがほとんど剥がれてしまった為、スズランテープで撹拌装置を補強した。ガムテープが剥がれた際の撹拌装置の写真を図2に示す。

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図2.女子大生2人に蹴られた末の撹拌装置

 

③楽しくサッカーをした。身体が少し温まった。

④スズランテープも外れてしまったので撹拌装置を振り回す・空中に放り投げるなどして遊んだ。

⑤Rさんからの差し入れのピザを食べ、撹拌装置を振り回して遊んだ。

⑥寒くなってきたので図書館本館に戻り、懸濁液封入試料をカッターで開封した。

⑦析出物が見られたため解析班を呼んだ。

 

3.結果

開封後の試料の写真を図3.図4に示す。

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図3.甘くて美味しいアイスクリーム(ブリケット式)

 

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図4.甘くて美味しいアイスクリーム(Mold式)

 

実験者であるみなみ、くさきょー、ヘルパーR、解析班員NINA、ビーム、フッ素の計6名で析出物の解析を行った結果、析出物がバニラアイスになっていることが分かった。

 

4.考察

[析出物が人体にもたらす効果]

析出物は口どけが良く、試験勉強に疲れた身体へと優しく染み渡った。月曜日の一限から試験があるという現実も甘んじて受け入れられるように思えた。また、必修科目の試験に対する根拠のない自身が湧きあがってきた。以上より、析出物摂取により人体のQOLは上昇し、脳は現実を忘れることが出来る。

 

[人力撹拌による身体への影響]

実験者みなみは日頃から運動不足だった為、実験後筋肉の痛みに悩まされた。毎日の適度な運動が健康で文化的な生活を送る為に必要であると考えられる。

 

5.結論

寒かったけどおいしかった。

ちゃんとアイスが出来た。よかった。

またやりたい。

 

6.参考文献

独立行政法人国立青少年教育振興機構、体験・遊びナビゲーター

http://www.niye.go.jp/navi/cooking/aisu/

 

7.謝辞

今回の記事を発見し、テスト前にもかかわらず準備を引き受けてくれたくさきょーさん、ピザを差し入れしてくれたRさん、析出物の解析に協力してくれた解析班の皆さんありがとうございました。